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創栄出版「未来に伝えたい文学」最優秀賞受賞

岩手県芸術選奨、童話の名作と評される。
二篇の童話を納め、表題の『贈られた音楽』と『燕の飛ぶ日』。
『贈られた音楽』は、アフリカ奥地の村が未曽有の旱魃に襲われ、男は家族のために西海岸の遠い港町に出稼ぎに出発する。途中の出合いと別れ。
出合った人々も苦しみや悲しみを背負った人達だった。心にかけながらも男は自分の家族のことが心配でならず、困った人々を振り捨てるようにして旅を続ける。男も力が弱り、最後のパンを食べようとした時、ふと前に立った二人の子を目にする。このあとの行為は美談としてではなく、予想外の展開となるのが重要なポイントである。
『燕の飛ぶ日』は、両親を失った姉と弟が必至に戦おうとしている姿を描いたもので、童話というより、短編小説といってもよい作品である。
- 2005年10月1日発行
- A5版、159ページ
- 1,300円(税込)
- 送料込み
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